自動車の整備工場では、作業する人は”つなぎ”と呼ばれる、作業服を着用しています。
車の整備という仕事柄、作業服は車のオイルなどで黒く汚れます。
一般的に、自動車の整備工場のイメージというのは、黒いシミがあるつなぎを着た人がいるところ、ではないかと思います。

うちの会社で作業する人も、作業服はオイルなどで汚れることがあります。
以前は、”作業服が汚れている人=仕事をたくさんしている人”でした。
毎日、夕方、作業服の汚れを見て、”あー、今日もたくさん仕事をしたんだね”と感心しました。
その作業服は、家に持って帰り、奥さんやお母さんが洗っていました。
他の服と一緒に洗濯機に入れることもできないので、作業服だけ洗濯機に入れて洗っていたそうです。水ではよく落ちないので、お湯を使っていました。

さぞかし、大変だったことと思います。
しかし、それでも、所詮一般の家庭で落とせる汚れには限界があります。
黒いシミは、落とせなかった汚れでした。

家庭の負担に加えて、顧客のニーズも変わってきました。
以前は、バッテリー交換などエンジンルームを開けて、作業することが多くありました。
この作業なら、服が多少汚れていても問題ありません。

しかし、最近はETCの取付など、運転席での仕事が増えました。
この仕事を、汚れた作業服で行うわけにはいきません。
きれいな作業服と、きれいな作業環境が不可欠になりました。

作業によっては、1日に何回か着替えることも必要です。
しかし、それではますます家庭の負担も大きくなります。

世の中の変化というのは意外な形で、影響を与えるものです。

あるとき、作業服のレンタルを行う会社を知りました。
レンタルとして何枚か用意し、着終わったら、クリーニングをするというサービス。
これだと、常にきれいな作業服を着ることができ、洗濯することもありません。
痛んだら補修もしてくれます。

よく考えたら、医療現場や食品会社、レストランなどが働く人に、「自分の制服は、自分で洗ってくるように」と指示するとは、思いにくいですよね。
外部の業者さんに依頼した方がきれいになるし、忘れることもありません。

作業服レンタルの人に話を聞くと、自動車や建設機械の会社でも作業服レンタルは、一般的になっているとのこと。
納得しました。

すぐに契約。作業服を用意していただき、毎週一度回収と配達に来ていただいています。

メリット
・常にきれいな作業服の着用が可能になった。
汚れた作業服を着ている社員に注意したところで、きれいな作業服になるわけではありません。
だったら、きれいな作業服を用意した方が合理的です
・家庭の負担が減った
今や奥さんがいつも、家にいる家庭はほとんどありません。
少しでも家庭の負担を減らすことは重要です。
と言うより、今まで、会社がやるべきことを家庭に押しつけていたと言えます。

デメリット
・会社の経費が増えた
みんなで儲けましょう。

経営者たるもの、社員の教育と言えば、
「言ってきかす、見てきかす」みたいな精神論がありがたがられます。
心の琴線に触れるというのもありますが、精神論は基本”ただ”。
だからありがたいかもしれません。

でも、精神論は”きかない”のが普通です。
きかないと嘆くよりも、お金を払ってでも合理的な方法をとることが近道です。

今の世の中、どんな小さなことでも、たいていのことはお金を払えば業者がやってくれます。

経費節約とのバランスを取りながら、外部の業者を利用することが必要です。

私の当面の悩みは、現在、会社のサーバを社内に置いていますが、夏になると、ものすごい暑くなって、サーバのファンがうなることです。
現在、入れ替えて3年ですが、このままデータごと壊れてしまうのではないかと心配。(バックアップは取っています)
自身などの心配もあるので、外部のデータセンターを利用しようか、検討中です。

でも、見積もりを取ったら70万円と言われて...