◆女子高生の好きなもの◆
高校生の娘がいます。以前はアニメを見たり、ネットの動画にはまっていましたが、最近は、鏡の前に立ち熱心に化粧をすることが多くなりました。
といっても、朝、学校に出かける前のことではなく、学校から帰ってきてからや、休日家にいるときの話。彼女の興味はコスプレ。アニメなどの登場人物になるきるために化粧や髪型、髪の色、服装などを研究しています。化粧というより、仮装です。
彼女たちの理想の顔は、なるべく特徴がないこと。それは、どんな顔にでも作り替えることができるからだそうです。
最近は、ハロウィーンの時期になると、仮装して町を歩く人がめずらしくなくなりました。
若い人たちが楽しそうにやっているのを見ると、“自分の若いときに、こんなに楽しそうなイベントがあったらよかったのに”とうらやましく思う、46歳の私です。

◆いつの間にか専門家◆
土曜日の日本経済新聞にはプラスワンという別紙が付いてきます。普段のカタい経済の話ばかりでなく、身近な話やタレントのインタビューなどが載っていて、リラックスして休日に読める内容です。
先週のプラスワンに、ハロウィーンのメークに挑戦する記事が載っていました。男性がガイコツ化粧のゾンビになるために、使う用具や塗り方の順番などのコツを解説しています。
この解説を行っているのは、メーク専門学校のメーキャップアーティストの方。この時期は一般の方向けにハロウィーン用のメークをするサービスを提供しているとのことです。
想像ですが、この学校にとって、以前はハロウィーンのメーク(というか仮装)なんて、自分たちとは全く違う分野だったと思います(ホームページによると、この学校の方針は、“素顔を活かしたメーク”です)。自分たちから積極的に取り組もうなんて考えていなかったでしょう。
しかし、世の中が盛り上がってきて、人々の興味がお化けへの仮装に移ってくると、“あそこなら、ガイコツになるための方法を教えてくれるかも?”と思う人がいて、実際に依頼する人も増えてきた。
じゃあ、普段やっていることとは違うけど、ちょっと積極的にやってみようか、となったのではないでしょうか。(あくまでも想像ですが、近いと思います)
周りよりも先に始めれば、いろいろな経験も積むこともできて、いつの間にかハロウィーンメークの専門家とか第一人者と呼ばれるようになります。
メディアも取材するなら、まずはこの学校からと思うでしょう。
ハロウィーンは年に一度のイベントなので、すごく売上げが増えるとは思えませんが、この学校の知名度向上には、いい影響があったのではないかと想像します。(想像ばかりですいません)
まさに、 ハッピー ハロウィーン です。

◆あなたのことは、他人の方がよく知っている◆
5年ほど前、取引先から新しい事業を行うので、サポート業務をお願いしたいと依頼を受けました。
最初は、軽い気持ちで引き受けましたが、年々事業は拡大。業務の範囲も量も当初より増え続けています。この業務に対応するために、仕事の方法や業務のプロセスを少しずつ変えてきました。今は、多少仕事の量が増えても、対応できるようになりました。
でも、これを最初から狙っていたわけではありません。取引先、仕入れ先など他の会社の方からの要望に応えるためにやってきただけです。
言い方を変えると、世の中に合わせて自分たちを変えてきただけ。
特に深くは考えたことはありません。しかし、結果として私たちにとっては業務が改善され、多くの人とつながることができ、いい循環になりました。
自分を貫き通すことも大事ですが、それだけではビジネスは限定されてしまいます。
他人の要望に応えていくことが、ビジネスを広げます。
要望に応えていくのは、言いなりになることとは違います。
要望とはあなたを信頼し、あなたの話に耳を傾け、あなたにお金を払ってでもお願いしたいと思うことです。それは、あなたよりも他人の方がよく知っています。
あなたに寄せられる要望を集めてみましょう。そうすると何をやればいいのか見えてきます。

他人の要望がよくわからない方、ご相談ください
山口が一緒に考えます