バッテリー屋が教える、お店で困らない、自動車バッテリーの選び方 サイズ編

  • 2018.10.31

バッテリーの役割は超重要

 先日、当社にレッカー車に乗せられて車がやってきました。
 この車、道路でエンジンがかからなくなり、立ち往生。
 後続の車を止めてしまいました。
 渋滞の中、エンジンを切って、止まっていたところ、エンジンの再始動ができなくなってしまったとのことです。
 車を道路脇に寄せることもできず、持ち主はさぞかし困ったことでしょう。
 レッカー車にきてもらい、修理をお願いできるお店に連れて行ってほしいと言ったところ、レッカー車の方は当社に来ました。
 エンジンが再始動できなかった理由は、バッテリーの不良。
 バッテリーが上がってしまったようです。

バッテリー交換は上がる前が多い

 今回のケースはたいへん気の毒でした。
 それまでは、普通にエンジンがかかったようなので、バッテリーの異常に気付かなかったようです。
 バッテリーは、”突然死”するものです。
 冬の寒い朝、夏の夜、雨の中での渋滞中に、突然、エンジンがかからなくなってしまうことがあります。
 こうなると、たいへん。
 デートやドライブで楽しかった一日も、一瞬で台無しです。
 そこで、そうなる前に交換する人が今は大半。
 バッテリーの交換時期である、4〜5年を目安に交換にきます。
 つまり、エンジンがかかるときに交換しています。
 バッテリーに関して、”まだ、大丈夫”と考えるのはかなり危険。ある程度の年数が経ったら、”まだ、使える”状態でも交換した方が間違いありません。
 コスト的にも、緊急時に駆けつけてくれるロードサービスから買うバッテリーは”お困りプライス”でとても高く、選びようがありません。
 余裕がある時に、適正なプライスで、自分の車に合ったものを選びたいものです。

付いているバッテリーと同じものがない?

カーショップやホームセンターに行くと、バッテリーが何種類も並んでいます。
 自分の車に付いている、”55B24R”を探しても、同じものが見つからないことがあります。
 その代わりに60B24Rとか、50B24R等といった型番のものが並んでいます。
 バッテリーはJIS規格で型番が決まっていて、同じものであれば、どこのメーカのもので使うことができます。(トヨタ車用とか、ホンダ フィット専用バッテリーというのは存在しません)
 その代わり、同じ規格でもバッテリーメーカで型番が違い、買う側からすると迷ってしまいます。
 この型番の見方について、Panasonic社のサイトで詳しく説明しています。
 自動車バッテリー品番の見方
 55B24Rの車には、60B24R も、50B24Rも使用することができます。
 大きさに多少違いがありますが、使用することに問題はありません

純正は小さい

 車を新車で購入して、4、5年するとバッテリーの交換時期が来ます。
 その時に初めて、ボンネットを開ける方も多いと思いますが、初めてバッテリーを見ると、”ちいさっ!”と思うかもしれません。
 バッテリーは重い部品。燃費性能を上げたい自動車メーカにとって、車の重量は少しでも減らすために、許容されるバッテリーで一番軽いバッテリーを採用したいものです。(たぶん)
 カーナビにスライドドア、電動パワステなど車には電気を使う部品が満載。
 次に変えるバッテリーは、純正よりも大きなサイズのバッテリーを買った方が間違いありません。

まとめ

・自動車バッテリーは上がる前に交換しましょう。
・バッテリーの交換時期は、4〜5年。(バッテリーに前回の交換年月日を書いておくと判断しやすい)
・今付いているバッテリーと同じものがなくても、互換性のあるもので可
・純正よりも大きなサイズを選ぼう

です。

ご参考にしてください

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