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時速30キロ運転が一番危険? 社員の交通事故をなくす方法

運転免許証の更新に行くと、
待っている間、ビデオを見せられますね。

昔は、
交通刑務所にいるお父さんへの娘の作文、みたいな、
「事故を起こすと、こんな悲惨な目に遭う」
という脅し的な内容が多かったのですが、
最近は、事故の原因を科学的に分析する内容になってきました。

例えば、
”夕方と日中では視界が違うので、早めにライトを点灯しましょう”
とか、
”夜間、対向車がないときはハイビームにして視界を確保しましょう”
という話です。

でも、”スピードの出し過ぎによる悲惨な事故”は
お約束のテーマ

ビデオには必ず、
「制御出来ない速度での事故」があって、
無残な車の映像が、恐怖心を煽ります。

こんな、教育(洗脳?)が浸透しているからか、
スピードの出し過ぎ=交通事故
という印象がありますが、
実際はどうなのでしょうか?

警察庁交通局がまとめた、
「令和元年度の交通事故の発生状況」によると、
危険認知速度(事故直前速度)で最も多いのは、
時速10キロ以下が全体の約40%を占めます。
次に、20キロ以下、30キロ以下と続き、
40キロ以下が全体の90%近くを占めます。

逆に時速80キロ以上は1%もありません。

速度超過で事故を起こすと、大惨事になるので、
印象としては強いのですが、
件数としては非常に小さいことがわかります。
(だからといって、スピードを出していいわけではありません)

低速度の事故のほとんどが、追突事故
原因はわき見や漫然運転です。

会社内で、安全運転教育で、
「スピードの出し過ぎに注意」というのはよく出る話ですが、
今後は、
「運転中にわき見をしたり、ぼーっとしたりしないように」
というのを加えていった方が、事故を減らすことになるはず。

最近のドラレコは、わき見や居眠りを検知して、
ドライバーに警告を与えるものがあり、
効果を発揮しているようです。