土木工事の現場で必要な交通事故防止と運行管理とは?
2023/10/12
土木工事現場にもテレマティクス
最近、問い合わせが多いのが、「土木工事の現場で使う車両の運行管理に、AIドラレコなどのテレマティクスを使用したい」というもの。
土木工事の現場では、土砂の運搬用にダンプカーが使われますが、地元ゼネコンが傭車として外注するのが一般的。
ダンプカーは、ドライバーが車と一緒に持ち込む個人事業主が多く、組織に属さずに仕事をしています。
工事が始まると、土砂を積んだダンプカーが毎日、一般道路を何台も走るようになります。
例えば、私が住んでいる岐阜県東部では、現在リニア中央新幹線の工事が進んでいますが、トンネルの掘削で残土が大量に発生。これを処分地に運ぶため、近所をダンプカーが走るようになりました。
小学校の通学路に重なるところもあり、交通事故が心配されています。
工事車両が、万が一にも、小学生や地元住民を巻き込む交通事故を起こしてしまったら、たちまち工事は中断。
原因の追及と、今後の対応について説明を求められ、地元の理解が得られるまで工事が再開できないこともあるでしょう。
工期が遅れれば現場経費の負担も大きくなり、いいことなんて、何もありません。
現代のゼネコンは、現場で事故を起こさないための、配慮と備えは欠かせないものになっています。
しかし、前述のようにダンプカーは傭車などの個人事業主が持ち込むのが普通。
ゼネコンが「安全運転の指導」や「運行管理」を徹底する方法が確立していなかったことや、傭車の運転管理に手間や時間を割くことができなかったというのも理由だったでしょう。
そこで、目を付けたのがAIドラレコなどのテレマティクスです。
傭車に設置することで、運行管理を実現しながら、わき見やスマホ見ながら運転、速度違反なども防止することができます
危険運転の警告は、ドラレコが、直接ドライバーに伝えるので、指導を行うこともありません。
また、自動的に運行データが送られてくるので、毎日、確実に運転状況の確認ができます。
SDカードでデータを管理するタイプと比べ、手間は格段に減り、生産性の向上と働き方改革になります。
工事現場でおすすめのドライブレコーダー
工事現場でおすすめのドライブレコーダーを3つご紹介します。
AIドラレコ ナウト
・前方映像と車内映像を同時に記録。
・ドライバーの動きをAI(人工知能)で分析。運転中のスマホ利用やわき見を検知して、警告
・あおり運転の警告。
・動態管理機能で、作業車の現在位置を確認。
・ドライバーの運転を点数化。優良ドライバーの評価にお役立ち
・契約期間は最小3年間。以降、年単位での更新
・通信キャリアはソフトバンク
「ナウト」について詳しくはこちら
https://nauto.enabattery.co.jp/
ビークルアシスト
・作業車が決められた範囲から外に出た時、ドライバーに警告を出すと同時に、管理者に通報※
・バック速度超過の警告※
・運転手へのメッセージ通知機能※
・動態管理機能で、作業車の現在位置を確認
・前方映像と車内映像を同時に記録
・運転日報の自動作成
・ドライバーの運転を点数化。優良ドライバーの評価にお役立ち。
・契約期間は最小1年間。以降、月単位での更新
・通信キャリアはdocomo
(※車載端末にカーナビ使用時に利用が可能)
無事故プログラムDR
・初期費用無料で手軽に導入
・バック速度超過の警告
・前方映像と車内映像を同時に記録
・運転日報の自動作成
・危険運転発生時に管理者にメールで通知
・契約期間は最小1年間。以降、月単位での更新
・通信キャリアはソフトバンク
「無事故プログラム」について詳しくはこちら
https://mujikoprogram.enabattery.co.jp/
この様なサービスの利用がおすすめです。
契約、設置工事も含め、恵那バッテリーまでご相談ください。