057-378-2688

営業時間:9:00~17:30
定休日:第2/4土曜・日曜祝日

お問い合わせ

お役立ち記事

トップ > お役立ち記事 > 運行管理者のメリット・デメリットとは?幅広い業務の負担を軽減する方法も紹介

運行管理者のメリット・デメリットとは?幅広い業務の負担を軽減する方法も紹介

社有車を活用する企業にとって、安全で確実な運行体制を確保するために中心的な役割を果たすのが、運行管理者。多岐に渡る多くの業務をこなし、企業の運営に欠かせない重要なポジションです。
この記事では、運行管理者の仕事内容や運行管理者のメリット・デメリットを詳しく解説。運行管理者のデメリットとなる業務量や負担の多さを解決する、業務用ドライブレコーダーもご紹介します。

運行管理者とはなにか?

社用車を所有する事業者は、利用者や社会の信頼に応えるため、安全で確実な運転を行う義務があります。
事業用に運行される社用車は、一般の車や歩行者と同じく、公共の道路を使用して走行するため、ドライバー1人ひとりに安全運転に対する高い意識が求められます。
運転者に休息を十分にとらせず長時間運転をさせ、万が一事故を起こすということがあれば、その企業の社会的な信用度が著しく低下してしまいます。
法律に基づき、ドライバーの勤務時間の調整や運行管理などを行い、安全体制の確立に中心的役割を果たすのが「運行管理者」です。
一定の数以上の事業用自動車を所有している事業者は、営業所ごとに運行管理者を選任する必要があり、複数の営業所で運行管理者の兼務はできません。業務の内容は幅広く、社会的にも責任の大きな仕事です。

恵那バッテリーでは、
法人のお客様の商用車管理・運用に
便利なサービスをご提供しております。
お問合せはお気軽にどうぞ!

お問い合わせはこちら

 

運行管理者の主な業務

運行管理者に任せられる業務内容は、重要なものから細かなものまで多岐にわたります。具体的な運行管理者の仕事内容をまとめました。

労務管理

ドライバーの労働時間や残業時間を把握し、基準に基づいて運転者の勤務時間を管理します。
長時間勤務にならないよう、運転者の休憩時間の管理や睡眠時間を確保してシフトの作成なども行います。

安全運転の指導

事故やトラブルを防ぐために、運転者の安全指導を行い、安全運転への意識を高めます。
講習会などを行い、定期的な安全運転教育をするとともに、危険のある状況を想定し実際の状況を例に挙げながら具体的に指示します。
運転者の適性や技能、道路交通法などのルールを守っているか把握することも求められます。

健康状態の確認

運転前には、点呼を行い、ドライバーの疲労度や健康状態を確認します。飲酒運転防止のため、酒気帯びの有無について確認することも運行管理者の重要な業務の一つです。

運行計画の作成

安全な運転を確保するために運行計画を作成します。乗り合いバスや送迎バスの場合は、運転基準図や運行表を作成し、これに基づいた運転を指導します。
運送会社の場合は、納期とドライバーの能力に配慮しながら、効率的に業務こなせるスケジュールを作成します。合わせて、最新の道路情報を確認し効率的で安全なルートも提案します。

運転に関する記録の作成と保存

乗務記録や運行記録、事故の記録など運行に関する様々なデータを作成、管理します。必要な時に確認できるよう、しっかりと保存しておくことも重要です。

異常気象時の措置

異常な気象・天災などの理由により、安全な運転の確保ができない場合には、必要な指示や措置を行います。

交替運転者の配置

長距離運転や夜間運転となる場合、ドライバーが疲労などにより安全な運転ができない可能性があるときには、交替するための運転者を配置します。

車両の管理

事業所が保有する社用車の管理も運行管理者の業務に含まれます。
各車両とドライバーの情報を管理し、点検や定期的なメンテナンス、稼働率の把握などに加え、車両台数の最適化や車検の日程調整なども行う必要があります。

運行管理者のメリット

資格を取得し条件を満たすことで運行管理者になることができます。
多くの場で活躍できる運行管理者には、主に下記の3つのメリットがあります。

将来性が高く安定している

事業用自動車を保有している営業所では、運行管理者の配置が義務づけられています。資格の取得が必要な運行管理者は、需要が高く、スムーズに業務を進める上で欠かせないポジションです。
運転管理者資格の取得が、昇給や昇進の条件になっていることも多く、資格手当が支払われる会社もあります。
自身の仕事が企業の利益に直結し、やりがいを感じながら働くことができます。待遇やキャリアが安定しており、将来性が高いことが大きなメリットです。

転職に有利

トラック運送会社やタクシー会社、バス会社など、運行管理者はさまざまな業界で必要とされる職種です。
運行管理者資格取得の難易度が高いこともあり、運行管理者の資格や実務経験は、就職や転職の際に非常に役立つ経歴となります。即戦力として、入社後すぐに、重要な業務を任せてもらえることも多いでしょう。

内勤で働ける

ドライバーとして働く場合には、不規則な勤務で運転し続けることも多く、事故を起こしてしまうリスクもあります。長時間の運転や荷物の積み込みなど重労働も多く、体力に自信がない人には不向きです。
一方、運行管理者は原則として事務所内で勤務するデスクワークです。体力的な負担が少なく、業界に興味はあっても、ドライバーは難しいという方にも最適です。

運行管理者のデメリット

メリットが多い運行管理者の仕事ですが、デメリットもあります。
運行管理者を目指す際には、勤務時間や業務量についても把握しておきましょう。

勤務が不規則

運行管理者の業務は、不規則な勤務の場合があります。夜間の時間帯も社用車の運行が必要な事業所の場合は、早番や遅番・泊まり勤務の必要もあり、生活リズムが乱れて睡眠の質が低下してしまうのがデメリットの一つです。
また、道路状況や天候によっては緊急の対応が必要となり、想定外の業務が発生すると残業や時間外勤務になることも多くあります。

業務内容が幅広く、負担が多い

運行管理者の仕事は上記で紹介したもの以外にも、細かな業務がさらにあり、かなり幅広い業務内容になります。
電話応対や得意先との連絡対応、他の部署との連携業務、クレーム対応など、全て1人で対応するとなるとかなりの負担になり、大きなデメリットと言えるでしょう。

責任の重い仕事を任される

事故などが発生した場合には、運行管理者が責任を問われることがあります。
安全運転を確保するために、ドライバーの適切な勤務管理は運行管理者の重要な業務です。長時間勤務や法律で定められた休日を取らずに勤務させていたとなると、その事故の原因は管理側の運行管理にあると判断されてしまいます。
しかし、個人として責任が重くのしかかる可能性があるとなると、そのプレッシャーに耐えられず、辞めてしまう方も少なくありません。

運行管理者のデメリット改善に業務用ドラレコを

やりがいのある仕事ながら、業務量の多さや負担の重さがデメリットとなっている運行管理者の仕事。このデメリットを解消するために効果的なのが、業務用ドラレコの導入です。
運行データをクラウド上で管理でき、使いやすい運行管理ソフトウェアが搭載されているなど、運行管理者の業務効率を向上させられる機能が多く、近年採用する企業が急増している注目のシステムです。

直感的に使用しやすい運行管理ソフト搭載の「ナウト」

「ナウト」は、シリコンバレー発の自動車業界注目の企業、ナウト社が開発した次世代型のドライブレコーダーです。
前方カメラだけでなく、AI(人工知能)を搭載した車内カメラが付いているのが大きな特徴。わき見運転などの危険をすかさず検知し、 リアルタイムでアラートを鳴らし事故を未然に防止します。
ナウト車載器にはセンサーやカメラが搭載されており、運転の速度、走行距離、走行経路を記録し、サーバーに送信しています。
SDカードを使った運転データのアップロードする必要はなく、管理に手間がかかりません。危険運転の映像は自動的にアップロードされるので、SDカードを回収や運転映像を全てチェックして危険運転映像を探す必要はなく、すぐに状況を把握することができます。
顔認識技術で、運行とドライバーを紐付けすることもでき、どのドライバーが何時間運転しているのか自動的に把握することが可能です。

また、シンプルで直感的に使いやすい運行管理ソフトウェアが搭載されており、誰でも操作・確認しやすい仕様。
運行管理者が運行状況を簡単に把握できるため、運転者に対して速度データや実際の映像などの証拠を元に指導することが可能で、大幅な業務効率アップにつながります。

「ナウト」について詳しくはこちら
https://nauto.enabattery.co.jp/

「無事故プログラム」

事故防止につながる”見える化”を実現する「無事故プログラム」
「無事故プログラム」は、3つの”見える化”を実現し、事故を削減・防止する画期的な運行管理ドライブレコーダーです。
まず、危険運転を「見える化」。危険運転を感知すると、発生日時、危険運転種別、発生地点Web上で一覧表示し、運行管理者にメールで知らせます。
2つ目は、運転傾向を「見える化」。膨大な運転情報のデータがグラフ化され、運転データ(アイドリング時間、危険運転回数など)を元に、ドライバーの日々の運転を100点満点で評価・レーダーチャートで表示します。
3つ目は、運転指導内容を「見える化」。分析データや動画・静止画を講習に活用することができ、一人ひとりに合わせた適切な指導が可能になります。

また、オプションとして、「アルコールチェッカー」機能も提供。出庫・帰庫時の対面点呼や遠隔地との電話点呼のアルコールチェックに利用できます。
多岐に渡る運行管理者の業務を効率的に進めることができ、業務負担の大きな削減につながります。

「無事故プログラム」について詳しくはこちら
https://mujikoprogram.enabattery.co.jp/

 

まとめ

  • 運行管理者とは、勤務時間の調整や運行管理などを行い、安全運転の確保に中心的役割を担う存在
  • 運行管理者に任せられる業務内容は、労務管理から車両管理まで多岐に渡る
  • 運行管理者のメリットは、将来性が高く転職にも有利な点
  • 業務量や負担の多さなどのデメリットを解消するために業務量ドラレコの活用が効果的

恵那バッテリーでは、
法人のお客様の商用車管理・運用に
便利なサービスをご提供しております。
お問合せはお気軽にどうぞ!

お問い合わせはこちら
お役立ち記事一覧へ