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ドライブレコーダーのGPS機能は必要?動態管理についても詳しく解説

あおり運転などの危険運転の増加に伴い、ニーズが高まっているドライブレコーダー。
さまざまなタイプが提供されており、中には動画を撮影・録画する機能に加え、GPS機能が付いているものもあります。
この記事では、ドライブレコーダーのGPS機能のメリットとデメリット、GPS機能を活用した動態管理システムについても具体的に解説します。

正確な記録が可能なドライブレコーダーのGPS機能

「GPS」とは、「Global Positioning System(グローバルポジショニングシステム)」の略称です。人工衛星から発信される電波を受信することで、現在の位置や時間を測定するシステムのことを指します。
身近なところでは、スマートフォンにも搭載されている機能です。GPSで測定し、地図アプリで自分の現在地や目的地を検索することが可能となっています。
GPS機能が搭載されたドライブレコーダーは、車で走行した正確な場所を記録することができます。記録された位置に地図が連動させることで、走行した場所とルートが表示される仕組みです。
映像を録画する際も、撮影した地点や速度を記録できるようになり、日付・時刻も自動録画されるため、常に正確な時間の記録を残すことができます。

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ドライブレコーダーのGPS機能には多くのメリットが

では、ドライブレコーダーにGPS機能は必要なのでしょうか?
それを判断するためには、GPS機能のメリットを把握することが大切です。GPS機能を活用することで、主に下記の5つのメリットがあります。

いつどこで撮影した映像か明確に

GPS機能の一番のメリットは、いつ・どこで撮影したのか、時間と場所の記録を残すことができる点です。
事故やあおり運転などの交通トラブルが発生した際には、ドラレコの映像が有力な証拠になります。
映像に加えて、GPSが記録した正確な位置情報と時間の記録があれば、より手続きがスムーズに進み、迅速に解決できるでしょう。
車両にいたずらされたときに警察に相談する際にも、正確な日時が特定できる画像・映像を提出できれば、解決までの時間を大幅に短縮することが可能です。

正確な速度を記録できる

GPS機能があれば、位置情報を元に速度を計算し、動画上に走行中の速度を表示・記録することもできます。
事故発生時には、自身の車が法定速度を守っていたかどうかが重要な要素となります。
ドラレコでGPSが記録した正確な速度は有効な証拠となり、警察や保険会社に状況を説明する際の判断材料にもなります。
しかし、GPSの位置情報は人工衛星から取得されているため、データの送受信によってタイムラグが生じ、若干の誤差が出る場合があります。
一部のケースで注意は必要ですが、一定の速度を保って運転している時には、車両搭載のスピードメーターよりも制度の高い速度計測が可能です。

自動的に正確な日付・時刻設定できる

ドライブレコーダーの日時設定は、初期設定の際に手動で行うのが一般的ですが、GPSが搭載されていれば、GPS受信で常に正確な日時を受信できます。
GPSによる補足可能設定をオンにするだけで、自動で正確な日時の設定が可能。
万が一交通トラブルに巻き込まれた際などにも、発生時刻が曖昧にならず、入力ミスなどによる間違いが起きないのは大きなメリットといえます。

走行ルートを地図表示できる

ドラレコにGPS機能が搭載されていれば、走行ルートを記録し、専用の再生ソフトで地図に表示させることができます。
地図上で走った道順を確認したい時や、旅の思い出を振り返ったりするときなどにも役立ちます。

車両管理が効率化できる

社用車の車両管理にGPS搭載のドラレコを活用すれば、より安全かつ効率的に業務を行うことが可能です。
リアルタイムでの車両位置の確認、走行ルート、危険運転の有無などが把握できるため、運行計画の策定・改善など、車両管理の精度を向上させることができます。

 

ドライブレコーダーへGPSを搭載する際の注意点とは

メリットが多いドライブレコーダーのGPS機能搭載ですが、いくつか注意しておきたい点もあります。
デメリットも把握した上で、GPS機能を活用するか選択することが大切です。

本体価格が割高になる

一般的にGPS機能搭載のドラレコと非搭載のドラレコを比較すると、GPS機能搭載ドラレコの方が本体価格が高い傾向にあります。
専用のアンテナやプログラムが必要となり、GPS以外にもさまざまな機能があるため、総合的に多機能になることで価格が上昇するようです。
GPS搭載の有無で5,000円ほどの価格差があり、メーカーや機種によってはさらに割高になる場合もあります。

電波干渉が起きる可能性

最近の車には、カーナビ・テレビ・Wi-Fiなど、多くの電子機器が搭載されています。
そのため、GPS機能が搭載されたドラレコは電波干渉する可能性があり、位置情報にズレが出たり、映像にノイズが入るなどの症状が出る場合があります。
電波干渉の対策としては、それぞれの機器を離して取り付ける、電波干渉を防止するノイズフィルターを貼り付ける、などがあります。また、電波干渉対策がされているモデルも販売されています。
重要な記録を保存するドラレコが電波干渉により正確に動作・記録できないと、いざという時に困ってしまいます。
GPS機能付きドラレコを、電子機器を多く使用している車に取り付ける際には、事前に使用している機器との相性や対策方法などをよく調べてから取り付けるようにしましょう。

 

さらに便利!GPS機能を活用した動態管理システム

また、GPS機能を活用し、車両やドライバー、位置情報などをリアルタイムに管理・計測する「動態管理システム」もあります。
常に車両情報を把握できるので、活用することで大幅な業務効率化が可能です。
社用車の利用の効率化や燃料費の削減が可能になるだけでなく、管理者とドライバー間のコミュニケーションを助け、電話回数・時間を削減することができます。また、走行データの可視化ができドライバーの安全運転にもつながります。
近年では精度の高いGPSを利用し、管理者が事務所から車両動向を把握し、随時ルート変更の指示を送る体制を確立する企業も増えています。
動態管理システムを選ぶ際のポイントは、「機能面」「車載器」の2つです。
機能面では事故を減らすのが目的なら急発進や急ブレーキの通知がわかりやすいタイプを、日報作成の負担削減が目的なら操作がシンプルなものがおすすめです。
また、車載器には、ドラレコ型やアプリ型など、サービスによってさまざまなタイプがあり、それぞれのメリットがあります。
システムの内容や操作画面、車載器のタイプを事前に確認し、自社のニーズに合っているかを導入前によく検討することが重要です。

動態管理も可能!運転を見える化できる「無事故プログラム」

動態管理システムも利用できる業務用ドライブレコーダーとして、注目を集めているのが「無事故プログラム」です。
「無事故プログラム」は、3つの”見える化”を実現し、事故を削減・防止が可能なシステムです。

まず、危険運転を「見える化」。危険運転を感知すると、発生日時、危険運転種別、発生地点Web上で一覧表示し、運行管理者にメールで知らせます。
2つ目は、運転傾向を「見える化」。膨大な運転情報のデータがグラフ化され、運転データ(アイドリング時間、危険運転回数など)を元に、ドライバーの日々の運転を100点満点で評価・レーダーチャートで表示します。
3つ目は、運転指導内容を「見える化」。分析データや動画・静止画を講習に活用でき、一人ひとりに合わせた適切な指導が可能になります。急スピード・急ハンドルなどの危険運転が減ることで、省エネ走行ができ燃料費の削減にもつながります。さらに、「無事故プログラム」には充実のオプションサービスも。月額900円/台で「動態管理」機能を追加することが可能です。
ドラレコ内のGPSセンサーから定期的に位置情報を通知し、全ての管理車両の位置、状態(走行中/エンジンOFF、車両情報)を確認できます。訪問が必要な拠点に近い車両の検索や、災害/事故発生時の安否確認/BCP対策ツールとしてご活用いただけます。
その他、動画配信や車内カメラ、アルコールチェックなどのオプションも。
運行管理に加え、動態管理でさらに社用車管理の業務効率をアップできる「無事故プログラム」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

「無事故プログラム」について詳しくはこちら
https://mujikoprogram.enabattery.co.jp/

 

まとめ

  • ドライブレコーダーのGPS機能は、車で走行した正確な位置を記録できるシステム
  • ドラレコのGPS機能には、位置や時間、速度などの記録ができ、車両管理が効率化できるなど、多くのメリットが
  • 価格が割高になり、電波干渉が起きるなどのデメリットも把握した上で判断を
  • ドラレコのGPS機能を活用し、位置情報などをリアルタイムに管理・計測する「動態管理システム」も便利

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